2026年8月8日·1 分で読めます·Baby Wallie

月齢別の授乳間隔と回数(一覧表)

要点: 授乳の間隔は月齢とともに広がります。新生児期は2〜3時間おき(1日8〜12回)、生後3か月頃に3〜4時間、6か月頃には4時間へ。離乳食が進むにつれて授乳は1日4〜5回に減っていきます。下の表は月齢ごとの目安です。ただしこれは平均であって、赤ちゃんの空腹サインはいつも時計より先に来ます。

「うちの子は何時間おきに授乳すればいいのだろう」。この疑問は、最初の1年でいちばん多く聞かれるものです。答えが単純な数字にならないのは、赤ちゃんの胃が毎月大きくなり、睡眠のリズムが変わり、さらに5〜6か月頃から始まる離乳食が全体を組み替えてしまうからです。この記事では0〜12か月を月齢ごとに追いかけ、授乳の間隔・回数・目安量を表にまとめました。

先に大事な前提を書いておきます。以下の数字は平均であって、守るべき規則ではありません。健康な赤ちゃんでも、授乳のリズムは日によって変わります。時計よりも空腹のサイン、つまり口を探すような動き、手を口に持っていく、そわそわし始める、といった様子を信じてください。泣くのは空腹の遅いサインです。そこに至る前に飲ませたほうが、お互いに楽になります。

月齢別の授乳間隔一覧

月齢授乳間隔1日の回数1回のミルク量の目安夜間授乳
0〜1か月(新生児)2〜3時間8〜12回30〜90 ml2〜3回
1〜2か月2.5〜3.5時間7〜9回90〜120 ml1〜2回
2〜3か月3〜3.5時間6〜8回120〜150 ml1〜2回
3〜4か月3〜4時間6〜7回120〜180 ml0〜2回
4〜6か月3.5〜4時間5〜6回150〜210 ml0〜1回
6〜8か月4時間+離乳食2回授乳4〜5回180〜240 ml0〜1回
8〜10か月4時間+離乳食3回授乳3〜4回180〜240 ml0〜1回
10〜12か月4〜5時間+3回食+間食授乳3〜4回180〜240 mlほぼなし

量の欄は育児用ミルクの場合です。母乳の場合は量を測りません。左右それぞれ10〜20分という時間の目安と、飲んだあとの満足のサインで判断します。

ミルクの量について大切なこと: 表の ml は月齢ごとのおおまかな幅であって、処方ではありません。調乳は必ず缶や箱に書かれた計量スプーンの数と薄め方どおりに行ってください。自己判断で濃くしたり薄くしたりしないようにします。1日に必要な量は体重、体重の増え方、健康状態によって変わり、これを決めるのは医師です。無理に飲ませる必要はありません。飲むのをやめる、顔を横に向ける、手の力が抜ける、といった満腹のサインを優先してください。

0〜1か月:新生児期

生まれたばかりの赤ちゃんの胃は、最初の数日はさくらんぼほどの大きさです。1週間の終わりにはあんずくらいになります。だから少しずつ、頻繁に飲みます。1日8〜12回、2〜3時間おき。夜も含めてです。

この時期にひとつだけはっきりした決まりがあります。出生体重に戻るまでは、日中3時間、夜間4時間より長くあけないこと。必要なら起こして飲ませます。出生体重を超えてからは、健康な赤ちゃんは自分のリズムを作り始めます。

新生児期の授乳の詳しい進め方、母乳が足りているかの見分け方、よくあるつまずきについては新生児の授乳間隔の記事にまとめています。

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1〜2か月:間隔が少し広がる

2か月目には間隔が2.5〜3.5時間に広がり、回数は7〜9回に減ります。1回に飲める量が増えるので、回数は減っても総量は増えていきます。

この時期に親を驚かせることが2つあります。

  • 頻回授乳(クラスターフィーディング)。 特に夕方から夜にかけて、短い間隔で続けて飲みたがることがあります。これは正常で、母乳の分泌量を増やす働きがあります。
  • 夜のまとまった睡眠。 4〜5時間続けて眠る子が出てきます。これは成果ではなく個人差です。眠らない子も同じように正常です。

2〜3か月:リズムが見え始める

3か月目は、多くの親がひと息つける時期です。間隔は3〜3.5時間、回数は6〜8回。1日の中で行動が読みやすくなってきます。

一方で、この頃によく聞かれる質問があります。「急に頻繁に飲みたがるようになった、母乳が減ったのでは」。たいていは違います。3か月前後の急激な成長にあわせて、数日だけ授乳が増えることがあります。飲む回数が増えれば分泌も一緒に増え、数日でリズムは戻ります。この時期の見通しは成長期・ぐずり期の計算から確認できます。

3〜4か月:4時間間隔に近づく

間隔は3〜4時間、回数は6〜7回へ。夜間授乳が完全になくなる子もいれば、1回続く子もいます。どちらも正常です。

この月齢では、いわゆる生後4か月の睡眠退行がよく見られ、授乳のリズムも一緒に揺れます。夜中に何度も起きる赤ちゃんが、そのたびにお腹が空いているとは限りません。眠りに自分で戻る力を練習している最中かもしれません。この時期については赤ちゃんのねんねのリズムで詳しく扱っています。

4〜6か月:離乳食の直前

間隔は3.5〜4時間、回数は5〜6回。この時期にいちばん多い勘違いは、離乳食を早く始めすぎることです。厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイドでは、離乳の開始は生後5〜6か月頃が目安とされています。生後4か月で大人の食事をじっと見たり口をもぐもぐさせたりしても、それだけでは準備ができたことにはなりません。準備のサインは、支えれば座っていられること、舌で押し出す反射が弱まっていること、食べ物に手を伸ばすことです。

生後5か月は何時間おきか。 この月齢の目安は3.5〜4時間おき、1日5〜6回です。5か月頃に見られる頻繁な目覚めや、ひたすら飲みたがる様子は、離乳食が足りないサインというより、成長に伴う一時的な変化であることがほとんどです。

6〜8か月:離乳食が加わる

6か月に入ると表の形が変わります。母乳やミルクは引き続き栄養の中心です。1歳までそれは変わりません。ただ、その横に離乳食の時間が入ってきます。

6〜8か月の典型的な1日は次のような形です。

  • 授乳4〜5回、およそ4時間おき
  • 離乳食1〜2回(最初は昼、慣れたら朝を追加)
  • 離乳食は授乳の 代わり ではなく、授乳の あいだ に置く

離乳食の始め方、月齢ごとの食材、アレルギーのある食品の進め方は離乳食はいつから、どう進めるかで順を追って説明しています。はちみつは、乳児ボツリヌス症を防ぐため1歳になるまで絶対に与えないでください。加熱しても安全にはなりません。

8〜10か月:3回食へ

離乳食が3回(朝・昼・夕)になり、授乳は3〜4回に減ります。日中の間隔はおよそ4時間です。

生後8か月の夜間授乳は正常か。 正常です。この月齢では夜通し眠る子と、1回起きて飲む子が半々くらいに分かれます。日中に十分食べて飲めていて、体重が順調に増えているなら、夜間授乳を無理にやめる必要はありません。減らしたい場合は、夜を直接切るよりも日中の食事量を増やすほうが確実です。

この時期は9〜10か月健診の対象月齢でもあります。おすわりやはいはい、指でつまむ動きなど、この頃の発達の目安は生後9か月の発達にまとめています。

10〜12か月:家族の食卓へ

間隔は4〜5時間に広がります。1日の形は大人に近づき、3回の食事と1〜2回の間食、そして3〜4回の授乳になります。手づかみ食べが始まり、コップから飲む練習も進みます。

この時期に授乳の回数が減るのは自然なことで、心配は要りません。1日の母乳・ミルクの合計がおおよそ500〜600 ml前後を保っていて、体重が順調に増えていれば大丈夫です。

母乳とミルクで間隔が違うのはなぜか

母乳はミルクより消化が早く進みます。そのため母乳の赤ちゃんは間隔が短めに、ミルクの赤ちゃんはやや長めになる傾向があります。どちらのリズムも健康です。片方をもう片方に合わせようとする必要はありません。

母乳育児用ミルク
消化にかかる時間短め長め
最初の3か月の間隔2〜3時間3〜3.5時間
量の測り方測らず満足のサインで判断ml で測れる
夜間授乳続く期間が長めの傾向早めに減ることがある

混合栄養も、日本ではごく一般的な選び方です。母乳のあとに足す、夜だけミルクにする、日中だけ搾乳を使うなど、家庭の事情に合わせて組み立てて構いません。

足りているかを見分ける3つのサイン

飲んだ量を目で測ることはできませんが、確かめられる指標が3つあります。

  1. おむつが濡れる回数。 生後1週を過ぎたら、1日6回以上の排尿が水分が足りている最も実用的な目安です。
  2. 体重の増え方。 生後2週までに出生体重に戻り、そのあとは母子健康手帳の成長曲線に沿って増えていくこと。曲線の上のほうにいるか下のほうにいるかより、その子なりの線に沿っているかが大切です。
  3. 飲んだあとの様子。 満たされた赤ちゃんは体の力が抜け、手が開き、そのまま眠ることが多いものです。

この3つのどれかが崩れたとき、つまりおむつの回数が減った、体重の増えが止まった、飲んだあとも落ち着かない、という場合は、様子を見ずに小児科へ相談してください。

記録をつける意味はあるか

最初の数か月については、あります。「前の授乳は何時だったか、どちらから始めたか、今日はおむつを何回替えたか」を記憶だけで管理するのは、2週目を過ぎると現実的に不可能になります。記録には具体的な利点が2つあります。

  • 健診や受診のとき。 1日の授乳回数と排尿回数を数字で伝えられると、「たぶん普通でした」と言うよりずっと役に立ちます。1か月健診、3〜4か月健診、9〜10か月健診のたびに効いてきます。
  • パターンが見えること。 本当にお腹が空く時間帯はいつなのか、夜中に起きるのは授乳と関係があるのか。これは数日分の記録がないと見えてきません。

Baby Wallieでは授乳・睡眠・おむつをワンタップで記録でき、二人の親が同じ記録を同時に見られます。健診の前にまとめを書き出すこともできます。なお、アプリの表示言語は英語とトルコ語のみで、日本語表示には対応していません。このサイトは日本語ですが、アプリの画面は日本語になっていない点をご了承ください。記録アプリを選ぶときに何を見るべきかは育児記録アプリの比較にまとめました。

受診を急ぐべきとき

次のような場合は、授乳間隔の話より受診が先です。

  • 1日の排尿が6回未満、または尿が濃い
  • 生後2週たっても出生体重に戻らない、体重が減り続ける
  • 飲むことを明らかに嫌がる、ぐったりしている、起こしにくい
  • 授乳のたびに勢いよく吐き戻す
  • 授乳中に顔色が悪くなる、呼吸が苦しそう

夜間や休日に判断に迷ったときは、**小児救急電話相談(#8000)**で相談できます。呼吸がおかしい、けいれんがある、意識がはっきりしないといった場合は迷わず119番です。

この記事は一般的な情報提供を目的としています。授乳や離乳の進め方については、かかりつけの小児科や地域の保健センターに相談しながら決めてください。

よくある質問

生後2か月の赤ちゃんは何時間おきに授乳しますか。

生後2か月では2.5〜3.5時間おき、1日7〜9回が目安です。母乳の場合は間隔がやや短く(2.5〜3時間)、育児用ミルクの場合はやや長く(3〜3.5時間)なる傾向があります。この時期の夜間授乳は当たり前で、1晩に1〜2回が一般的です。

生後3か月の授乳間隔はどのくらいですか。

3〜4時間おきに延び、1日6〜8回に減ることが多い時期です。胃の容量が大きくなり1回あたりの量が増えるため、回数は自然に減ります。夜まとまって眠る時間も伸び始め、夜間授乳が1回で済む赤ちゃんも出てきます。

生後5か月は何時間おきに授乳しますか。離乳食は始めますか。

3.5〜4時間おき、1日5〜6回が目安です。離乳食は生後5〜6か月頃が開始の時期とされていますが、始めても当面の栄養の中心は母乳やミルクのままです。首がすわり、支えると座れて、食べ物に手を伸ばし、スプーンを舌で押し出さなくなった頃が開始の目安になります。5か月頃に急に頻回に欲しがるのは、多くの場合は成長に伴う一時的な変化です。

生後8か月でも夜間授乳が続いていますが大丈夫ですか。

問題ありません。この月齢では夜通し眠る子もいれば、1回起きて飲む子もいて、どちらも正常の範囲です。日中しっかり飲めていて体重が順調に増えていれば、夜間授乳をやめなければならない理由はありません。減らしたい場合は、夜を直接切るより日中の食事と授乳を充実させるほうが結果的にうまくいきます。

授乳のために赤ちゃんを起こす必要はありますか。

生後2〜3週間、そして出生体重に戻るまでは必要です。この時期は日中3時間、夜間4時間以上あけないよう勧められます。出生体重を超え、体重の増えが安定してからは、正期産の健康な赤ちゃんを授乳のために起こす必要は通常ありません。判断に迷うときはかかりつけの小児科で確認してください。

母乳やミルクが足りているかどうかは、どう分かりますか。

信頼できる目安は3つです。1日6回以上の濃くない尿が出ていること、体重が母子健康手帳の成長曲線に沿って増えていること、そして飲んだあとに落ち着いて満足した様子を見せることです。量を目で測ろうとするより、この3点を見るほうが確実です。おむつが濡れる回数が減った、ぐったりしている、体重の増えが止まったという場合は、早めに小児科を受診してください。

この内容は一般的な情報提供を目的としており、医師の診断や助言に代わるものではありません。ご自身と赤ちゃんの健康については、必ずかかりつけの医師・助産師にご相談ください。

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