2026年6月25日·更新日: 2026年8月8日·1 分で読めます·Baby Wallie

赤ちゃんのねんねのリズム|0〜12か月の睡眠時間と整え方

要点: 睡眠時間の目安は、新生児で1日14〜17時間、生後4〜11か月で12〜15時間です。ただし数字を追いかけるより先にやることがあります。毎回、仰向けで、かたく平らな寝床に、何も置かずに寝かせること。 そのうえで、昼は明るく夜は暗く、毎晩同じ順番の短いルーティン、そして眠いけれどまだ起きているうちに布団に置く。この3つが、月齢が進むにつれて効いてきます。

新しく親になった人がいちばん悩むのが、赤ちゃんの睡眠です。「どうして夜中に何度も起きるの」「ねんねのリズムはどうやってつけるの」。この記事では、0〜12か月の睡眠の目安、安全な寝かせ方、そして無理のないルーティンの作り方をまとめます。

1日にどれくらい眠るのか

必要な睡眠時間は月齢によって変わり、そして赤ちゃんごとにかなり違います。

  • 新生児期(0〜3か月): 1日およそ16〜17時間を、1〜2時間の短い単位で眠ります。この時期に「これだけ眠らせるべき」という基準はありません。まとまらないのがふつうです。
  • 生後4〜12か月: 昼寝を含めて24時間で12〜16時間あたりが目安です。

新生児にはまだ昼と夜のリズム(概日リズム)ができていません。最初の数週間、昼夜が逆転しているように見えるのはごく自然なことで、心配する必要はありません。

月齢別の睡眠の目安

下の表は、月齢ごとの典型的な配分です。数字は平均で、目安にすぎません。表にぴったり合っているかより、日中に休まっていて機嫌よく過ごせているかどうかを見てください。

月齢合計(24時間)夜の睡眠昼寝活動時間
0〜1か月14〜17時間まとまらない4〜6回45〜60分
1〜3か月14〜17時間8〜10時間(途切れる)3〜5回1〜1時間半
4〜6か月12〜16時間9〜11時間3回1時間半〜2時間半
7〜9か月12〜15時間10〜11時間2回2時間半〜3時間
10〜12か月12〜15時間10〜12時間2回3〜4時間

「活動時間」は、ひとつの睡眠から起きたあと、疲れすぎずに起きていられる長さです。ここを超えてしまうと、たいてい「疲れているのに眠れない」状態になります。寝つきが悪くなり、眠っても短くなります。

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0〜3か月:整えるより、合わせる時期

この時期は「リズムをつける」より、赤ちゃんに合わせるほうが現実的です。新生児は2〜4時間の単位で眠り、昼夜の区別ができません。この時期にできるいちばん役に立つことは、昼は明るく音のある場所で、夜は暗く静かに過ごすことです。それが概日リズムの土台になります。

この月齢では授乳と睡眠がひと続きで、飲みながら眠ってしまうことがほとんどです。授乳の間隔が月齢とともにどう開いていくかは月齢別の授乳スケジュールにまとめました。夕方に激しく泣く時期と重なっているなら、黄昏泣きと5Sテクニックもあわせてどうぞ。

生後4〜6か月:最初のリズムと、4か月の揺り戻し

生後4か月は転機です。睡眠の構造が大人に近づき、深い眠りと浅い眠りを行き来するようになり、その切り替えのたびに短く目を覚まします。それまでよく眠っていた赤ちゃんが、急に夜に何度も起きるようになる。これがいわゆる生後4か月の睡眠退行です。

多くは2〜6週間で、ずっと続くものではありません。いちばんうまくいくのは、それまでのルーティンを崩さずに続け、赤ちゃんが自分で眠りに戻る力を育てる余地を残すことです。この時期に新しい寝かしつけの手(起きるたびに抱き上げる、揺らして寝かせる)を増やすと、退行が終わったあともそれが必要になってしまいます。

この月齢の昼寝は3回が多く、やがて2回に減っていきます。

生後7〜9か月:昼寝が2回になる

7か月頃から、多くの赤ちゃんが午前と午後の2回の昼寝に移ります。夜の睡眠は10〜11時間に伸びますが、代わりに新しい要素が2つ入ってきます。

  • 後追い・人見知り。 部屋を出ても親が存在し続けることは分かるようになりましたが、戻ってくる確証がありません。寝る前に泣くことが増えます。
  • 新しい体の動き。 おすわり、はいはい、つかまり立ちを覚えたばかりの赤ちゃんは、夜の布団の上でもそれを練習します。

どちらも一時的で、発達として起きて当たり前のことです。この時期の様子は月齢別の赤ちゃんの発達にもまとめてあります。

生後10〜12か月:昼寝1回へ向かって

夜の睡眠が10〜12時間になり、午前の昼寝を嫌がる子が出てきます。昼寝が1回になるのはたいてい1歳〜1歳半のあいだで、10〜12か月の時点では2回のままがふつうです。

午前の昼寝を急にやめさせるのではなく、少しずつ短くして午後の昼寝を前に寄せると、この移行はなだらかになります。

夜通し眠るのはいつから

生後6か月頃から、5〜6時間くらいまとまって眠る子が増えてきます。ただしその時期でも睡眠の切り替わりで目を覚ましますし、1歳近くまで途中で起きる子は少なくありません。

「何か月までに朝まで眠るはず」といった決めつけは、しないほうがいいです。夜の睡眠がひとつながりになる時期には大きな個人差があり、それ自体が発達の自然な一部です。

夜中に起きる日が続くとき、それが成長の進む時期と重なっていないかは成長期・ぐずり期の計算で確認できます。

安全な睡眠のために

リズムづくりより先に来る、いちばん大切なことです。次の点は好みの問題ではなく、乳幼児突然死症候群(SIDS)と窒息のリスクを下げるための決まりごとです。

  • 毎回、仰向けで寝かせる。 厚生労働省は、医学的な理由がないかぎり1歳になるまで仰向けで寝かせるよう呼びかけています。昼寝も含め、すべての睡眠が対象です。
  • かたく平らな寝床を使う。 ベビーベッドや専用の敷布団に、シーツだけ。ソファ、クッション、大人用の柔らかい寝具の上では寝かせないでください。バウンサーやチャイルドシートは、眠るための場所ではありません。
  • 寝床に何も置かない。 枕、掛け布団、ぬいぐるみ、ベッドガード、重みのある寝具はすべて外します。寒い季節はスリーパーで調節してください。
  • 生後6か月頃までは同じ部屋で、別の寝床に。 大人用の布団やベッドで一緒に寝ることは勧められていません。
  • 暖めすぎない。 顔が赤い、汗をかいている、背中が熱いときは着せすぎです。
  • 周囲でたばこを吸わない。 妊娠中と産後の受動喫煙は、SIDSのリスクを高めることが分かっています。
  • できる範囲で母乳を続け、予防接種を予定どおり受ける。 どちらもリスクを下げる要素として挙げられています。予定は予防接種スケジュールの計算から確認できます。

無理のないルーティンの作り方

毎日繰り返される寝る前の流れは、時間をかけて効いてきます。順番にやってみてください。

1. 昼と夜の違いを伝える

昼寝のときはカーテンを開けたままにして、家の生活音もそのままにします。夜は照明を落とし、静かで落ち着いた環境をつくります。これが概日リズムの後押しになります。

2. 毎晩、同じ順番を繰り返す

たとえば、お風呂、着替え、こもりうたか絵本、消灯。単純で構いません。大事なのは、それが毎晩同じ順番であることです。20〜30分あれば十分です。

3. 眠いけれど、まだ起きているうちに置く

完全に眠りきる前、うとうとしている状態で布団に置いてみてください。自分で眠りに入る力は、この繰り返しのなかで育ちます。うまくいかない日があっても構いません。

4. 眠いサインを見つける

あくび、目をこする、耳を触る、ぐずり始める。こうしたサインに気づいて、疲れすぎる前に寝かせると、寝つきはずっと楽になります。時計より、赤ちゃんの様子のほうが確かです。

記録をつけると見えてくるもの

いつ寝ていつ起きたかを書き留めておくと、繰り返しのかたちが見えてきて、ルーティンをそれに合わせられます。Baby Wallieでは睡眠、授乳、おむつをまとめて記録でき、日ごとの流れを振り返れます。寝かしつけ用の音や、月齢に応じたヒントはガイドにも入っています。

ただし正直にお伝えしておくと、アプリの表示言語は英語とトルコ語のみで、日本語の画面はありません。日本語で読めるのはこのサイトの記事で、Wallie AIに日本語で質問すれば日本語で返ってきます。記録アプリの選び方そのものは育児記録アプリの選び方にまとめました。

相談したほうがよいとき

夜中に起きるのが授乳の問題なのかリズムの問題なのかを切り分けたいときは、月齢別の授乳スケジュールを先に見てみてください。

そのうえで、眠っているときの呼吸の音がいつもと違う、いびきや呼吸が止まるように見える、極端に落ち着かない、体重の増えが悪い、といったことがあれば、かかりつけの小児科に相談してください。夜間や休日に判断に迷うときは小児救急電話相談(#8000)が使えます。

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、医師の診察に代わるものではありません。

よくある質問

赤ちゃんは1日に何時間眠るものですか。

新生児で1日14〜17時間、生後4〜11か月で12〜15時間が目安です。これは夜の睡眠と昼寝を合わせた時間です。赤ちゃんによって1〜2時間の差はふつうにあります。表の数字より、日中に機嫌よく過ごせているかどうかのほうが確かな手がかりになります。

夜通し眠るようになるのはいつからですか。

生後3〜6か月頃から5〜6時間まとめて眠る子が増えてきます。「夜通し眠る」という言い方も、たいていこのくらいの長さを指しています。1歳になるまで夜中に起きることは自然なことで、それだけで何か問題があるという意味にはなりません。

生後4か月頃に急に起きるようになったのはなぜですか。

生後4か月前後で睡眠の構造が大人に近づき、浅い眠りと深い眠りを行き来する回数が増えます。それまでよく眠っていた子が、急に何度も起きるようになることがあります。多くは2〜6週間で落ち着きます。この時期は新しい寝かしつけの手を増やさず、それまでのやり方を続けるのがいちばんうまくいきます。

寝る前のルーティンはどう作ればよいですか。

毎晩同じ順番で繰り返す20〜30分の短い流れがあれば十分です。お風呂、着替え、少しマッサージ、絵本かこもりうた、照明を落とす。中身よりも、毎日同じ順番であることのほうが大事です。

眠りかけの状態で布団に置くのはなぜよいのですか。

腕の中で完全に眠ってから置かれると、赤ちゃんは目を覚ましたときに違う場所にいることになり、また同じ助けを求めます。眠いけれどまだ起きている状態で置くと、自分で眠りに入る力が育ちやすくなります。

安全に寝かせるために何に気をつければよいですか。

毎回の睡眠で仰向けに寝かせ、かためで平らな敷布団を使い、枕・掛け布団・ぬいぐるみ・ベッドの周りのクッションは置かないでください。生後6か月頃までは同じ部屋で、別の寝床に寝かせることが勧められます。部屋を暖めすぎないこと、周囲でたばこを吸わないことも大切です。

この内容は一般的な情報提供を目的としており、医師の診断や助言に代わるものではありません。ご自身と赤ちゃんの健康については、必ずかかりつけの医師・助産師にご相談ください。

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